華の詩ハナノウタ

想いを言葉にした詩集です

母の顔

先日、施設にいる母に会いに行きました。今回は、母の表情から、私が誰か分かっていないような感じがしました。自分の…

メダカと私

ある朝、ベランダの片隅でメダカの水槽の水換えをしたりエサをあげながらぼんやりメダカたちを眺めていました。メダカ…

後ろめたさの正体

先週は、施設にいる母に 面会に行ってきました。 いつもは一人で行くのですが、 今回は姉夫婦が関東から 神戸まで…

大いなる何か

私の母は、認知症のため施設に入居しています。月に一度、15分だけ、非接触の面会が許されています。会いに行くと、…

生きていけない

 「お父さんとお母さんが死んだら、私は一人ぼっちになって生きていけない」  物心ついた頃から、眠る前の布団の中…

遅咲きの反逆者

 私は小さい頃から、一人で空想の世界に浸るのが好きだった。小学3年生の頃、自分の掌を見つめながら、「ここに私が…

母に新年の挨拶を

2023年元日母のいるグループホームへ食べ物を届けに行った先日朝食で食べ物を喉に詰まらせてから固形物は完全に禁…

母の口にスプーンを運ぶ

7月に母はグループホームに入居した。8月に認知症専門の病院へ付き添い、11月にエコー検査、そして今日は1ヶ月振…

三本の鍵

家財処分の前日 もぬけの殻となった家での宝探し 私が持ち帰ったもの・・・ ハナおばあちゃんと おせち料理を囲ん…

ホーム入居の朝

抜き足差し足忍び足 脱いだ靴を持ちながら 一人暮らしの母の家に侵入 居間の入口から覗き込むと 母はこちらに顔を…

安心の代償

母に隠しながら進めてきた 老人ホームの入居準備 いよいよ明日決行という前夜 緊張や不安が迫る そして寂しさも …

自分崩し

二十五年間の拒食と過食の行き来は 言うなれば 積み上げと破壊のループ 世間の理想の型にはまらなければと 強迫的…

トンチンカン

日に日に進む認知症 私は母のトンチンカンに振り回され 母は私(世間)のトンチンカンに振り回される だけど 母は…

手紙

亡き父の妹  八十四歳の叔母から手紙が届いた 父をずっと変わらず慕ってくれた 踊りを楽しむ朗らかで優しい人 寝…

徘徊

交番から身元引き受け要請 連日三日目の夜 十数回の長い着信バイブや 数時間おきのノックに気付いていたが 部屋中…

寄り道

交番からの着信履歴 常習となった母の身元引受要請 「娘が帰ってこない」と言っているので 迎えに来てください 仕…

華の詩 – ハナノウタの由来

父の母は「ハナ」といいます 母の母は「ウタ」といいます 私の名の一字目に「華」があり 自助グループのアノニマス…