ココロとカラダの調律工房
高架下の安置所に 横たわる父 蝋燭は灯り 2本並んだ線香 母と交互に 覗き込む顔は 安らかに語らう 時折電車が ガタゴト 頭上を駆け抜ける 懐かしんでいた歌 私の息がリコーダーを伝って 高らかに響く『春がきた』 旋律が終 […]
森山華伊